携帯電話を風呂に落としてしまった。

風呂を洗おうとして、普段携帯を入れているシャツの左ポケットに携帯がないことを確かめて、風呂の水を抜こうとしてかがんだら、右のポケットから携帯が滑り落ちてぽちゃんと残り湯につかってしまった!

ひゃあー!と叫んで、北海道の熊が河で鮭をすくうようにして携帯を取り上げた。

手近のタオルでくるんで、風呂場を出て、電池の蓋を開けると当然水が入っている。電池を抜きタオルで拭き、しばらく乾燥させた。

以前に便器に落としたときは、電源は入ったが数分で臨終を迎えたことがあり、今回もかわいそうなことをした、と謝る気持ちで電源を入れてみた。(後で聞いたら危険な行為らしいが。)

するとけなげにちゃんと起動し、一晩あけた今でもちゃんと動作している。

ボディのどこかにある水分が水滴になり回路に接触したら即死かもしれないが、とりあえず生還したものとして使っている。

自爆、とはこのことか。いつ起こってもおかしくない。