その日暮らし

入水からの生還

携帯電話を風呂に落としてしまった。

風呂を洗おうとして、普段携帯を入れているシャツの左ポケットに携帯がないことを確かめて、風呂の水を抜こうとしてかがんだら、右のポケットから携帯が滑り落ちてぽちゃんと残り湯につかってしまった!

ひゃあー!と叫んで、北海道の熊が河で鮭をすくうようにして携帯を取り上げた。

手近のタオルでくるんで、風呂場を出て、電池の蓋を開けると当然水が入っている。電池を抜きタオルで拭き、しばらく乾燥させた。

以前に便器に落としたときは、電源は入ったが数分で臨終を迎えたことがあり、今回もかわいそうなことをした、と謝る気持ちで電源を入れてみた。(後で聞いたら危険な行為らしいが。)

するとけなげにちゃんと起動し、一晩あけた今でもちゃんと動作している。

ボディのどこかにある水分が水滴になり回路に接触したら即死かもしれないが、とりあえず生還したものとして使っている。

自爆、とはこのことか。いつ起こってもおかしくない。

仕事眼鏡

4年前、運転免許の更新時に視力不足を指摘され、運転眼鏡を作った。

近視の他に、乱視があった。老化なのだ。

その後、段々に小さい字が見えにくくなった。

機械にトラブルがあって、取扱説明書を急いで読むとか、機械の裏に貼ってあるラベルの品番を読むとか、あせっていると余計に見えない。

仕方なく百円ショップで老眼鏡を買ってきて「非常用」に置いてある。

先日、暑さでぼーっとしていて、運転眼鏡を尻の下に敷いてしまった。

つるだけでなくレンズにも力がかかって角の部分が変色してしまった。

仕方なく眼鏡屋に行き、新しいのを作ることにした。

この際にと思い、遠近両用にしたのだが、慣れないと距離感がつかめないのと、「眼鏡にストライクゾーンがある」感覚で、それに合うように頭全体を動かさなくてはならずなんだか疲れる。

プロジェクターを使って説明を聞くとき、手元の資料と見比べながら話を聞くときには、ちょうど遠い方も手元もストライクの場所に見たいものがあるのでストレスがない。

こういう事務仕事にはいいが、運転や運動は古い眼鏡の形を治してもらったので使い続けることにした。

世話の焼ける身体になってしまった。



人の話をよく聞く、が出来れば。

家電のDVDレコーダーで苦戦している。

録画するメディアがなかなか認識してもらえない。
いいつもりで買ってきて一枚うまくいったと思ったら、セットの残りの枚数全部が「このディスクには保存できません」などと表示される。

なんどもそういう目に遭うので、とうとうメーカーのテレホンサービスに問い合わせたら、丁寧に教えてはくれるがいろんな用語が出てきてとても頭に入らない。

適合するしないの基準がホームページに記載されているというので、それをプリントアウトして電器店に買いに行ったら、もう何年も前の資料なのでメディアの方の商品名が変わっていたりする。

それどころか、いろいろな規格についてのデータをパッケージに表示していない組み物の商品の方が多いくらいだ。

そんな中で、マクセルの商品には裏面にQRコードが印刷されていて、携帯電話のカメラで読み取ると、どのハードに適応しているかのマクセルのホームページを読みに行くことが出来る。

やっとのことで、使えそうなメディアを入手できたが、みんな同じ苦労をしているのではないだろうか。このご時世に買う人間の方がこれほど苦労しなくてはならない商品群は珍しい。

そういう人の声はハードやメディアのメーカーに届いていないのだろうか。不思議でならない。

ラジオのある生活

テレビを観る力がなくなってきた。
観て面白いものが少ない

tivoli.jpg


で、ラジオを聞くことが多い。

昼間は、仕事場でインターネットラジオをBGMにしている。

ナッシュビルパブリックレイデイオがお気に入り。

土曜日曜の午後にもNHKのラジオで「おしゃべり」番組を聞いている。

便利な携帯電話より、箱にスピーカーのついたラジオがありがたい。

熱中症から熱暴走まで

モノレールの自損事故は続編があった。

電源をとる三相の架線にチャーテ(太い実がなる)の蔓草が絡まり、走ってきたモノレール車のトロリー部金具を破損させてしまった。蔓草が金具に勝ってしまった。

その後、非常用の携帯電話がキイ操作を受け付けなくなる。
一番開閉回数の多い大戸の鍵が壊れてしまい、同じ鍵がもう手に入らないと言われる。

さらに、無線LANの不調の他にウィルス感染が疑われる端末が2台現れ、ネットワークを調べている内に、IPアドレスを配っているルーターのDHCP機能を空にしてしまい、ネットワークを認識しない端末が続出。

復旧させるのに丸二日かかった。

妻が「お祓いでもしたら」と言うが、こんな非生産的な日々を過ごしているようでは「お払い箱」の方が現実的かも。

家に帰ったら、こちらも無線LANがおかしい。
エアステーションをリセットしようとして探したら、配線から器具から電源アダプタまでひとまとめにビニール袋にいれて南向きの窓につるしてあった。

掃除の時じゃまだから、と必殺掃除人がやったらしい。

ビニル袋からエアステーションを出してやると、ピコピコ点滅し息を吹き返したのかスラスラとつながるようになった。

やがて終わることは知っているが、この夏はまだ暑い。
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