最近立て続けに、道具について考えることが起きた。

まず、仕事場の携帯電話が突然使えなくなったが、販売店に持ち込むとまだ一年以内の保障期間中だからと、データを移し変えて新しい端末が、ものの10分ほどで交換されて出てきた。

端末は変わったが、データもそのままで当然通話も出来る。ものは変わったが「使う」というサービスはそのまま。つまり、携帯電話はものではなくサービスを買っているということ。

仕事場のパソコンがどれもこれも旧式機なので、利用できないWEB上のサービスやソフトが出て来た。そこで新しいMacbook を一台買い、比較的新しいMe機にXPをアップグレードして搭載した。

MacはWindowsと「考え方」が違うし、なんでも「i」の付く「サービス」がある。これもまさしくハードにサービスが乗っかっている。

XPも、同じ機械なのにMeとは違う環境とサービスを提供してくれる。すべからく、サービスなのだ。へえーーーー、と今頃おおきな嘆息をしてみた。

だけど、Vistaはノーサンキュー。しばらくは、ね。